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デジタル機器の進化により増加する盗撮

セキュリティ記事

盗撮という犯罪も昔に比べてその手法が大きく様変わりしています。やはりその要因となっているのはデジタル機器の進化です。

昔はとても難しい犯罪だった盗撮

盗撮という犯罪は昔からありましたが、当時のカメラはピントも露出も手動で合わせるマニュアルカメラです。しかもフィルム。カメラを隠した状態で撮影するには、高度なテクニックが必要でした。また、苦労して撮影したとしても、町の写真店に現像を頼むことはできません。自分で現像やプリントをする技術も必要でした。とにかく盗撮という行為は、普通の人にとってはかなりハードルが高かったのです。

デジタルカメラの登場で

最近では、一般人だけでなく、公務員や警察官が盗撮を行ったというニュースも珍しくなくなりました。誰でも使える撮影機材として、デジタルカメラがあり、カメラ付き携帯電話があります。サイズもとても小さくなっています。デジタルなので何度失敗しようが関係ありません。フィルムのように現像を依頼する必要がないので、自分だけでこっそりと見ることができます。撮影時にさえばれなければ、発覚する可能性が低くなりました。このようなテクノロジーの進化が一線を越えるきっかけとなっているようです。

新しい盗撮、遠隔監視

世の中でよく問題になる盗撮は、エスカレーターや階段などで女性を標的とした犯罪です。通常、被害者と加害者の距離はかなり近い状態にあります。この場合は特定の被害者を狙ったものではなく、盗撮しやすい場所で、被害者を物色して行っています。最近では、このような方法以外に、特定の場所にカメラを仕掛けて、離れた場所から動画をコッソリ見る方法が増えています。

のぞき的なものではなく、監視に近いものでしょう。このような盗撮は遠隔監視などとも呼ばれます。遠隔監視の仕組みとしては盗聴器と同じで、無線式カメラで映像を飛ばし、離れた場所で電波を受信します。こわいのが専用の機器を使わなくても、このような行為は簡単にできてしまうことです。テレビ電話機能のついた携帯電話を2台用意して、1台を手元に、1台を監視する場所に仕掛ければ、監視したいときに仕掛けた側に電話をかければ、盗撮ができてしまいます。この場合、携帯電話の元々の機能を利用しているだけです。身近なところに危険が潜んでいるのです。

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